mardi, septembre 10, 2013

Satchmo の mo は〈愛を語る〉口だった

この素晴らしき世界  What a Wonderful World 



【すなねこ企画vol.3 猫と海月と、ゆれながら、】にご出演、ご来場いただいたみなさま、
ほんとうに、ほんとうにありがとうございました!
この場をお借りして、あらためてお礼申し上げます。

サッチモ(ルイ・アームストロング)のことがふと浮かんだのは、
今回のわたしの企画にご出演いただいた青木研治の「スキャット」という詩からの
単純な連想です。
ライブ中にも思ったけれど、
今回の「猫と海月と、ゆれながら、」のテーマにしっくりときたなぁと・・・

そして、イベントが終わってからじっくりと読みたくて、次の日(日曜)に
『蒼き顕示』(著:青木研治)を最初から読み直していました。
・・・反芻したくて。

会場で聴いたときの青木さんのパフォーマンスには影の部分を色濃く出しては居ないけれど、
じっくり読んで、泣いてしまった。
観客のいない部屋で、ポエトリーリーディングをした。涙声で。

企画イベントの前後に出演依頼をした方のYoutubeを見るのはほとんど日課になっていますが、
自分がその立場で「コピーする」というのは数えるほどしかない。

「スキャット」に含まれた出汁は、詠む人によって風味がちがうだろう。
けれどわたしはサッチモの口から発せられた土の中から芽が生えるような響きと
甘くかすれた音を思い出す。
苦しいものを乗りこえた愛がこのようなカタチになるのだよ、といっているような、
あの有名な曲を思い出していた。

愛する人には唄っていて欲しい。
ずっと微笑んでいて欲しい。

サッチモのモは「クチ」という意味。
愛は結局、なんらかの形でクチから溢れ出てしまうのだ。
そしてそれは複雑に苦しみと絡み合って、外に出ていくべきものだ。
内側だけでは完結しないからこそ、愛といえるのではないだろうか・・・

次のミッションは「愛」がテーマだよ。
先日の新曲「OUI OU NON ―可か否か」に引き続き、
12月7日(土)@渋谷カフェリエゾン【B.D.X】までは修行しながら愛を行使する!
・・・ことに決めたw

愛よ、
ありがとう!



======次回〈すなねこ企画 vol.4〉======

12月7日(土) 夕刻より
渋谷・リエゾン ※マンハッタンレコード隣

出演:てあしくちびる
     ギギ
 
 
     後藤理絵=Regina〈砂猫女王〉 and more
DJ : Chiei 

(仮フライヤーデザインは公一さんです↓)


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