lundi, mars 04, 2013

3月9日(土)@リエゾン★「目覚めたとき、が、眠るとき」


「目覚めたとき、が、眠るとき」 wordsR.G. 


"Mont Saint-Michel" en France

----------(part1)
La musique
Dansez
  Allons-y
 (ラ・ミュジック  ドンセ アロンズィ!)

La musique
Dansez
Allons-y
Allonzo
 (ラ・ミュジック  ドンセ アロンズィ アロンゾ!)

「ターミナル、巡る、ターミナル、巡る・・・」
スタートすると同時に鳴り響く
音。音。音。音。音。・・・

踊る
 踊れ!

脳、のなか、メリー/ゴー/ラウンド
ゴー/アラウンド
逝く、往く、行く、巡る・・・永遠に、永遠に

「ささやきながら、やってくる天使」
耳元に羽音のノイズ
耳をかすことは、ない
たとえ、糸切りばさみで舌を貫かれても
甘い密には、舌を延ばす

体液のなかの愛
染色体のなかの核

破裂する
破壊する
堕落する
絶頂へのダイブ

蜜は致死量寸前まで
その「クチ」に含ませる

遺書を枕元に置いて
眠れない日々を克服する
「早期発見、よかったですね。
蝕まれるところでした」

どうして「悪」だといえる?
あたかもそれは悪いものであるかのように
躯のなかの潮は、凪となり
やがて「悪」が消え失せる


----------(part2)
La musique
Dansez
Allons-y

La musique
Dansez
Allons-y
Allonzo

「白昼夢、舐める、白昼夢、舐める・・・」
夢想家たちの小節は果てしない
夢。夢。夢。夢。夢。・・・

信じる
  信ぜよ!

脳、のなか、デイ/ドリーム/ビリーバー
デイ/ドリーム
駈ける、架ける、賭ける、巡る・・・リピート、リピート

「果てた、と思うと、はじまる愛撫」
心躍らない夜には
醒めない躯を
乾くシーツの間に挟んだり擦ったりして
氷になったyou-me(ユメ)のことをおもう

体液のなかの愛
染色体のなかの核

破裂する
破壊する
堕落する
絶頂へのダイブ

おもちゃの兵隊が大勢
わたしの躯の上を横切る

けど、わたしは逝かない
わたしの躯は、熱すぎる
きみの躯は、冷たすぎる
擦り合せれば丁度いい

室温、湿度、潮の匂い
吹き出すと同時にオタマジャクシになって
譜面に張り付いた
立体のまま乾いていく

La musique
Dansez
Allons-y
La musique
Dansez
Allons-y
Allonzo

「果てた、と思うと、はじまる愛撫」
きみの躯の冷たさ
を思い出す
びしょ濡れシーツの真ん中でバタフライする
クチビルの間で氷を溶かしてあげよう

都会のなかの熱帯の
ウナゾコ(海底)
そこで
あそこで
あの場所を
弄りあって、
探りアテタイ

絶頂へのダイブ
絶頂へのダイブ
絶頂へのダイブ
絶頂へのダイブ

行こう!
絶頂に

絶頂・・・絶頂・・・
を、超える
ダイブ!


----------wordsR.G. / for the Masaki's beat-vol.1
 2012.08.14 -------

満ち潮になると孤島になるモン・サン=ミシェル「聖ミカエルの山」(冒頭の写真)。
その山頂付近にある教会の“大天使ミカエル”像。
大天使ミシェル(ミカエル)は悪魔(サタン)に剣を振り上げている。
詳細不明だが、このミシェルが闘っている相手は
「自分自身」なのではないかと思ってしまう。

マサキオンザマイクが最初にわたしに届けてくれたビートに並べた言葉を
ここに初めて公開してみた。

誰もが生まれかわれるための呪文と思ってくれたらうれしい。

何度も、何度も、懲りずに立ち向かうこと。

自分が信じたものに向き合っていれば、いつ何時壊れかかっても、
「自分」を呼び戻すことが出来る。それをこの詩にのせたかった。

紛れも無く、自分に向けたエールでもある。

そして新しいものを目の前にしての「感謝」の気持ちでもある。

 


ここでいう「眠り」は不眠症のときに書いたせいだが、単純に「夢」を連想して書いた。

それは未来に描く「夢」と、夜見る「夢」とのセット。
要するに、新しい世界へ向かうための応援歌とも言える。

新しいことへ向かう勇気は、いつでもだれにでも必要だから、
その一歩を深呼吸したり、ふわりとした気持ちで、
そして良い意味で裏切りながら進んでいけたらいいのではないか
・・・というような。

そんなことを本気で、思う。
きっとチカラの加減がわからなくて、
不眠症に陥ったり過呼吸になったりしたのだと思う。

いま思うことは「できるだけバランスをとって、いろいろな栄養を摂る」
ということだ。

一概に「個性」というが、実際にそれを履き違えてしまうことが多い。
面白い、人目につく、奇異なだけでは個性とは言えない。
【ZOZO-ism】は、「自己」と向き合ってきた人にこそ体験して欲しいという単なる主張に過ぎない。
難しいことはいらない。
体験するだけで明日からすることがわかる事も人にはある。

飾った言葉だけでは、何も届かない。
等身大で突き刺さる言葉を、待ち望んでいる。
わたし自身がそうであるから、体験して欲しいだけだ。
その言葉たちと、凛々しくもほろ苦く、そして深い味わいを。。。



==========〈ライブ情報〉============


砂猫企画3月9日(土)
【ZOZO-ism】

渋谷カフェ・リエゾン

時間:18:30(open18:00)
料金:2000円(1500+1D)

D J :低い跳び箱ならとべる
出演: ぬくみりゑ(詩人)
    尾林星(ギター弾き語り)
from「ファンタスタス」「ホセ&トンチャイ」
    青木研治(詩人)
    後藤理絵(詩人/主催)


Aucun commentaire: