mardi, octobre 30, 2012

再生せよ 【告知:colors vol.3 @Last Waltz】

ビートにのせて言葉をつむぐ

メロディにのせる言葉を拾う


空中を、地面を、
わたしはときおり見つめながら
その世界や宇宙に符合する形ないものを掴んでいる
それが今、たのしくて、また、しばらく咀嚼していくうちに、
わたしに戻ってくることが、なによりもうれしい。

それを、わたしは「再生」とよんで、光のしずくやシャワーを浴びて
しあわせな気持ちにたどり着ける。

目覚めたとき、また眠れるというしあわせを・・・
いつでも、だれでも、再生へ向かえる
すがすがしい明日を過ごせる日がくる

人は歌い、踊り、食べて、笑って、人と関って人生の絶頂に向かう
それが眠ること、夢をみることと同じくらい大事なことだとつくづく思う。

「しあわせ」は形ない。
形のないものは、宇宙を旅していれば無限にあるわけよ。

誰かと誰かが出会い、そこには常に「再生」のエネルギーが回っていく
新しい明日でありますように。。。


だから、勇気を持って
ダイブしろ!

絶頂への

ダイブ!!

(2012.10.15 colors vol.2 @Last Waltz 「目覚めたとき、が、眠るとき」)

=================================================================

11月9日(金) colors vol.3 @渋谷Last Waltz

【出演】
梅原典之、後藤理絵・Regina/sc.〈砂猫女王〉、analog set、谷口マルタ正明

開場18:30 開演19:30
全席自由 ご予約¥2,000 当日 ¥2,500(税込み ドリンク別)
ご予約⇒rie.goto(アットマーク)gmail.com

mercredi, octobre 10, 2012

【告知】渋谷ラストワルツ colors vol.2

2012年10月15日(月)

なぜか、ともちゃんとの対バンは2回目。
トライのときも一緒だった。
共通すること・・・
・コーネリアスが好きで詩をよむときは彼の曲を使ったりする。
・小動物が好き。
・かわいいものが好き。
まだまだある。
なのに、大きく違うものをそれぞれに持っていることも知っている。
それが今回のたのしみなところ。
ご飯を一緒に食べたときも、帰り道が一緒になって話したときも、
わたしたちの「強さ」「弱さ」「かわいさ」「やさしさ」は、互いに共有できた。
何よりも、わたしたちは生きていて、わたしたちは詩をよむことでつながっている。
「知っている人も、知らない人も、

わたしたちの言葉に、もっと近づいてみて!!」

ラストワルツで遇おうよっ☆

渋谷LastWaltz
開場18:30 開演19:30
全席自由 ご予約¥2,000 当日¥2,500(税込み ドリンク別)

【出演】
◎Yuki Ikawa
http://www.yukiikawa.com/

◎ともちゃん9さい
http://tomochan9sai.doorblog.jp/

◎後藤理絵 + Regina/sc.〈砂猫女王〉
http://de-rie-n.blogspot.jp/
 


【↓メールのご予約 ※ご予約のほうがお得です☆】
 lastwaltz@shiosai.com
 1.ご希望公演日時 2.お名前&フリガナ 3.人数 4.お電話番号
 を送信下さい。折り返しこちらから確認のメールを送信致します。


◎タイムテーブル
19:30-20:10 ともちゃん9さい
20:20-21:00 Yuki Ikawa
21:10-21:50 後藤理絵 + Regina/sc.〈砂猫女王〉



mercredi, octobre 03, 2012

光がおしえてくれること(3)

(つづき)
そして・・・
 
8月24日(金)、夏もおわりかけたときでしたが、とても暑い日でした。
宇部の空はとても青くて、海もとても身近で・・・
 
空港には初めてお会いする団員のお姉さまがいらしていました。
(トイレに寄ってしまって不安にさせてごめんなさい)中野さんです。
中野さんはランチとそのあとご自分の「隠れ家」に連れて行ってくれました。
(その1の冒頭にあったのはそのお店のランプです)
 
おとぎの国の入り口みたいな門や、納屋、それを過ぎてたどり着くとお店でした。
手づくりの(廃材を活かした)内装やバルコニー。
夫婦お二人で経営されているとても素敵な場所でひとときを過ごしました。
まどろむ午後。
海からの風。
都会から来たわたしたちを包むような、そんなやさしい時間でした。

(写真はあとでアップします)
 
 
それからしばらく経って、会場へ向かいました。
会場には、草の実少年少女合唱団の声を聴きたいと集まってくる人で
すでにいっぱいでした。
 
これだけ多くの方が、一つの合唱団のために遠方からも集まるというその力に
圧倒されつつ、会場に入りました。
スタッフの方々の細やかな対応に胸を押さえながら・・・
会場中央、指揮者である中村明美先生の丁度背中越しに、
わたしたちは皆さんの声を聴くことになりました。
 
声は相変わらず透きとおり、ここまでこだわりぬいたその力に、
感服し、背中が伸びる思いで聴いておりました。
 
初演「光の花束」が歌われたとき、アナウンスとともに、そこに注力してきた
草の実の団員の方一人ひとりの思いと、指揮者でありずっと指導にあたってこられた
中村明美氏の集中を高める息の、大きく吸い込む音が、わたしには聞こえました。
 
練習を重ねてこられ、心ひとつに纏めあげるエネルギーの大きさは、
会場の観客の固唾も飲ませたのでしょう。
 
その一瞬のきらめきを、ここに落とし込めないのは、とても残念でなりません。
 
大切にしてきたこの瞬間の、ここに辿りつくまでの時間を、
わたしはかみしめるように見届けることしかできませんでした。
 
(↓一部、ネットでその様子が載っていました)

=============
Regina/sc.・ゴトウリエ★ライブ情報

colors vol.2
【出演】Yuki Ikawa、ともちゃん9さい、後藤理絵 + Regina/sc.〈砂猫女王〉
開場18:30 開演19:30
予約¥2,000 当日¥2,500 (税込、ドリンク別)
mail予約 lastwaltz@shiosai.com
 ⇒詳細
       



※予定 12月16日(日) クリスマス・ディスコ・ラウンジ  @蕨 DISCO JAPAN

lundi, octobre 01, 2012

光がおしえてくれること(2)

(つづき)

「光の花束」の初稿は大阪に住まわれている作曲家山岸徹さんにお渡ししたとき、
行数や言葉の音数を合わせていませんでした。

仕事の山と、プライベートのなかでの葛藤から、わたしの深層では「はばたきたい」と
いう欲求があった時期だったのかもしれません。

初稿は、もう少し大人びた、そして「影」を感じる作品になっていました。それはメリハリを出すために故意にそうしたのではあったけれど…。
「やりなおしはいつでもできる」という言葉を、いつも自分のなかで唱えていた頃でもありました。
これを書いた頃、世の中では若い自殺者のニュースが次々と報道されていた
記憶もあります。

詩のなかでも、「合唱曲」という意識的な創作において、わたしは歌うであろう若い人たちがこの言葉に突き動かされる自分のなかの「生きる力」を
もっともっと強く感じられる曲にしたいと、願うようになりました。

「光」「希望」「羽」「翼」「大きく」「スタート」などの言葉を織り込みつつも
躍動するエネルギーが感じられるよう、意識しました。

当時のわたしは、あまり明るい生活を送っていなかったように思います。

しあわせというのは、だれもかれもその場よりさらに「しあわせ」を感じられるように仕組まれています。
それが生きるエネルギーでもある。

例えば、食べ物が豊富で、生活に困らない食物や衣服が買えて・・・。

決して不自由をしていたわけではないけれど、物質的なものだけではない、
大切な何かを追い求めていたような気がします。

あなたにとって「特別」なものはなん(だれ)ですか?
あなたにとって「しあわせ」はなんですか?
あなたにとって「大切なもの(ひと)」はなん(だれ)ですか?

今でも、これらは常に「自分への問い」になっています。




=============
Regina/sc.・ゴトウリエ★ライブ情報

10月15日(月) 「colors vol.2 」 @渋谷 Last-Waltz ⇒詳細
       
11月 9日(金)            @渋谷 Last-Waltz
12月16日(日) マサキオンザマイク主催イベント @蕨 DISCO JAPAN

jeudi, septembre 27, 2012

光がおしえてくれること(1)

「光の花束」という詩を書いて、
 それが合唱曲になりました。

 おそらく、これはわたしの人生にとって
 とても重要なことと受け止めています。












それは7年も前の話。

書籍に関る仕事をして、その会社が経営する書店で、そのとき東京に(おそらくコンサート関連の)出張にいらしていた作曲家・山岸徹氏と出会いました。

山岸さんはそのとき詩集を探されていて、わたしはたまたま書店内で参考資料をさがしていたというシチュエーションだったかと思います。

書店はかわいらしいつくりで、ぎっしり書棚には本が詰まっているような状況だったので、探している様子の山岸さんに「何かお探しでしょうか?」と声をかけたのです。

そのとき「合唱曲にできるような詩をさがしているんです」と率直におっしゃいました。
関西なまりでやわらかい口調の方だという印象でした。
いろいろ説明した後、結局、お目当ての詩集には出合えないご様子で、帰り際に名刺を交換しました。そこが「光の花束」の出発になるとは思わずに・・・。

そのころのわたしは仕事に熱中し、毎日終電でした。
限界まで仕事をし、プライベートも厳しい日々でした。
くたくたになりながら雑記ばかりを綴っていたのが詩や散文、小さな小説など・・・
メルマガのようなものも頼まれて書いている時期がありました。

そうしたなかで「光」を探すのは容易ではありません。

けれど諦めないのがわたしの性分で、光を忘れたくないという希望と、
言葉に翼が生えて、また曲にのったらいいななどと、昔を思い出したりしていました。
(過去にボーカルもつとめたコンピュレーションアルバムを経験したので)

そして生まれた詩は、最初は不恰好で、まるで曲になるようなシロモノではなく、
けれど、山岸さんには、言葉の何かが届いた様子で・・・
ここから長くなる旅の一歩を踏み出したのでした・・・(つづく)





=============
Regina/sc.・ゴトウリエ★ライブ情報

10月15日(月) 「colors vol.2 」 @渋谷 Last-Waltz ⇒詳細
       
11月  9日(金)   @渋谷 Last-Waltz
12月16日(日) マサキオンザマイク主催イベント @蕨 DISCO JAPAN 

mercredi, septembre 26, 2012

かわりやすいもの、かわらないもの。

ある程度の直感があとで「やっぱりね」ってことになることってある。

幼いころはおそらく直感や自分の感覚にゆだねて、小さな世界を歩いていたんだろう。
それから少し大きくなってティーンエイジャーの頃、思春期・・・多少の大人の声を耳にして、
「うるさい」「うざい」って思いながらも、自信が無くて「やっぱりそうなのかな?」って思ってみたり。

わたしたちはそうやって少しずつ大人になるに違いないけど、
そこで悩みすぎて、つらくなっちゃったり、一歩も前に進まなくなってしまったり・・・
そんなときもあるだろう。

直感を信じる。
それは怖いもの。

直感を信じるということは、自分を信じることにもなるから多少の責任も伴う。
大人になると「直感」を否定したり、心が落ち着かなくても、ここがいいんだからって
諦めることもあるんだろうな。

けれども、進もう。
怖くても、自分に賭けてみよう。

人の心は変わりやすい。
けれど変わらない心の奥の根っこの部分。

手を伸ばせばいつも届きますように。
自分でそこに手が伸ばせなくならないように。

潮の透明感を保った海なら、いつでも素もぐりできるのよ!
還っていくのは、其処だよ・・・底。


=============
Regina/sc.・ゴトウリエ★ライブ情報

10月15日(月) 「colors vol.2 」 @渋谷 Last-Waltz ⇒詳細
       
11月  9日(金)   @渋谷 Last-Waltz
12月16日(日) マサキオンザマイク主催イベント @蕨 DISCO JAPAN

mercredi, août 15, 2012

音と交わる

ノイズ、ビートと交差することばのやりとり

往復書簡

流されることば
感情を超えない

いつのまにか、近づいてくる
いつのまにか、遠のいて行く

記憶、感覚

だれにも悟ることの出来ない
第六感

味覚でも視覚でも嗅覚でもない
異次元でもないところにある触覚

音と交わる
音に塗れる

世界はこれから気づかれる

jeudi, juillet 26, 2012

今日「詩人の聲」になりました

とうとう今日になっちゃいました。
いろんなことが駆け抜けて行った、数週間。
やるべきことは多く、またやりたいことも多くあった。
オノレと向き合うのは、かったるいだけじゃなく
いろんな感情の巻き付く身体になるから、そうとうな体力が必要だ。
わたし、それを出来てはいない。
はっきりと思う。
ゆっくり向かって行くしかないのだろう。
それが、どんな場所であっても・・・

初回。しかしこれが最後と思って向かいます。
来て、見届けてくださる、あなたへ。。。

 

詩人の聲

7月26日(木) 19:00 START 

Star Poets Gallery / スターポエッツギャラリー



〒154-0004
東京都世田谷区太子堂1-1-13 佐々木ビル2F-D
TEL&FAX03-3422-3049
アクセス電車/東急田園都市線 「池尻大橋」または「三軒茶屋駅」下車 徒歩12分
バス/渋谷駅西口ターミナル21,22,23番より乗車 「三宿」下車 徒歩2分
Google MAP は<こちら>

vendredi, juillet 13, 2012

血心(ちしん);Joyeux mon anniversaire!

心から、自分の血を流す

あと、何回くらい刺せば

血が流れ足下に水たまりをつくるだろう

あと、何回くらい刻めば

血の飛沫で虹をつくれるのだろう

「暴力を憎む」
非暴力と、無、だけが、
入れ替わることのできる血清

しばらく
母と繋がったあの日に還ることにする

「おめでとう」
「ありがとう」


============================
動画:ディルディル3 @渋谷リエゾン 「歩くように」



ごとうりえ情報=====================
7月22日(日)東京ポエケット @両国
※ぽざわるりとオリジナルセレクトショップ 出店

7月26日(木)詩人の聲 @三宿 スターポエッツギャラリー


samedi, juin 30, 2012

精進料理はおいしいかどうか

楽しい、嬉しい、優しい、柔らかい…

そんな日ばかりだといいのだけど、
ほろ苦い、とても苦い日もずいぶんあって…

そうして、いろいろなことがあっという間に過ぎて往きました。

自分がこの世に生まれた季節を感じ、母に感謝する日がやってくる。

だからこそ、地に足が付いているのかどうか、確かめながら、一歩一歩、進みたい。

ライトノベルに挑戦できる瀬戸内寂聴が友人であったならなあと、本気で思う。

新しい場所に、自分の身を投じることができる…

いつでも、なんどでも、生まれ変われる…それを、誕生日を目前に思ってみたり…

斯くしてわたしの新しい挑戦が始まります。

また、マイクの無い世界へ。

これから旅するわたしの声よ、伸びていけますように。


vendredi, juin 29, 2012

非暴力について  「The Lady」を観て



リュック・ベッソン監督作品「The Lady」公式サイト

幼いとき父に連れられて「ガンジー」という映画を観てから、もうどのくらいの月日が経ったのだろう。幼い頃に引っ込み思案だったわたしにはこの「暴力」「権力」というものがどんなに恐ろしいものであるのか、よくわからなかった。

時は変わって数年前、インドのバンガロールのメイン通りに「ガンジーストリート」があって、大きめのカフェに入ると、大きなガンジーの写真が額縁に飾られていて、その違和感のなさに、わたしはおどろいた。

「わたし」という殻のなかで、わたしは暴力と権力を激しく嫌っていた。
と同時に、わたしのなかにある気高さ(プライド)も、ある意味それに似た者ではないかと自分を問うたりした。

この幼い頃とインドに旅した間に、わたしは「般若心経」を覚えなければならない境遇に置かれ、それを読んだ。今でも刷り込まれているのは、疑問とともに、無になることが、どこかで暴力を排除できるものなのではないかと思っていたからだと思う。

暴力を憎む。
わたしはこの暴力について、今までの人生でとりわけ良く考える境遇にあった気がする。
それが、あっという間に過ぎていったようで、しかし昨日のことのようで、わたしの傷は新しくも古くもない。
そうやって、ずっと暴力を憎み続ける。

国家、という大きなものを背負う運命を、彼女はいつもどのように捉えているのだろう。
自分、という肉体を持った魂のことを、彼女はどう扱っているのだろう。

優しい夫、優しい息子たち、優しい家政婦たち、優しい思想家たち、彼女の周りに優しい人たちが取り囲み、心を守ってくれたからこそ、暴力と戦い抜き、孤独と向き合うことができたのではないかと考える。
身近で、優しいまなざしをおくる人が居て、その人たちに自分自身も素直に優しいまなざしで応えることができる。このことが、すべて「暴力を許さない」 という一点に向かっているような気がしてならない。

わたしはアウンサンスーチーとは全く別の人生だけれど、
わたしはわたしの大きさで、
自分自身が、そこに、身を置けるよう、これからも、わたしは闘う。
そこに自由があると信じて。

mercredi, juin 20, 2012

Dis-le! Dis-le! vol.3 ありがとうございました!

6月9日(土)雨・・・
この大切な休日、雨の中起こしいただきました皆さんには、
感謝の気持ちでいっぱいです・・・
ほんとうに、ありがとうございました!!
(晴井彗星さま、ジュテーム北村さま、あしゅりんさま、土屋千華さま、村田活彦さま、
五十嵐五十音さま、rabbitfighterさま、木村佳代さま、木村勇太さま、猫道さま、たかしおさま・・・
それと前回同様、キャッシャーを快諾してくださったクミちゃん、ありがとうございました!みなさまへの感謝の気持ちを忘れません!)

たったの3回。されど3回。
企画当初からこの3回目までで一番の成長を遂げたというのは、
この、わたし自身だったように思います(笑)。

おかしな話ですが、第1回目は、ウラさんが企画をし、
山田杏奈さんという美しい声のボーカリストを連れてこられてまして大反響。
第2回目は「こんどはわたしが!」と思っていた人と、
ウラさんからも(SSWS対戦相手で)「実はおれもいるんだよね」と
いうのが同じ田中光くんとマサヤくんだったという。。。

5月にはクラブでのウラさん主催企画もあり、わたしがディルディルを盛り上げたいと
思っており、そこで、わたしなりにオーガナイザーとして、
「誰がいいか、誰ならリエゾンという箱に合うのか」
ということを考えていて、ウラさんに初めて「この人がいい!」と圧してしまったのでした。
しかしウラさんはとても柔軟なひとなので、それぞれ見て「いいね!」と言ってくれた。
ありがたかった。そんなウラさんに、ひとまずお礼を言わせてください。
ウラさん、ありがとう!!

そしてそして3回目ゲストのエスニカ、てあしくちびるには、もう、何もいうことはありません。
完璧でした!声の個性をフルにリエゾンというスペースを活かしつつ出してくれて、
やわらかさ、ここちよさのエスニカ、新鮮さ、あたたかさのてあしくちびる。
わたしは彼らに出会えたことを、とてもとても嬉しく、温かいものが込み上げてくるのを
身体の中に感じました。
その2組は、かっこ良さと、かわいらしさと、ロック(魂)の在り処を示し、
希望と光を空気に漂わせて、爽やかに去って行きました。
持ちつ持たれつの正しい在り方を見せつけられた気がしました。
ありがとう、ジャロ、ヨーヘイ、てあし河内、くちびるつっちー!!!!
みんなにLOVE&PEACE!です!!

これまでのディルディルは全てリエゾンでやってきました。
その場所の持つ「空気」は、イベントの大半を左右するものと言えます。
場所はとても大事。映画で言ったらロケーションです。
ロケハンが成功しなければ、映画は台無しであります。
だから、そこの場所を提供してくださった周宝さん、
オリジナルメニューを考案・制作してくださった鯨井さん、
わたしたちはこの二人に大変な感謝をしなければならない。
本当に、ありがとうございました!!

ディルディルはまだつづく。
心の中で、反芻する「言ってしまえ」という言葉とともに、リズムをつけて・・・

ありがとう。

mercredi, mai 30, 2012

遠くから近づいてくる「光」

(Photo : 窓を閉めに行ったら偶然眼があった近所にお住まいの黒猫さん)



「しあわせの存在」。
この言葉の矛盾を感じる。



しあわせというものは幻想であると、誰かが言う。

しあわせには実態がないと、誰かが言う。



ひとりで立てることがしあわせであると、誰かが言う。

ふたりでいることがしあわせであると、誰かが言う。




ほんの一瞬の、通りすがりの奇跡。

毎日昇ってくる太陽と、夜毎季節を巡っている宇宙。

それらはすべて奇跡であることとわかっていながら、

わたしたちは、忘れている。

月が太陽を覆った時間を貴重な時間と感じるのと同じくらい、

毎日、毎時は不思議だらけ、偶然だらけ・・・


誰かと出会って、そこに居る、その偶然と奇跡を噛み、反芻する時間。

わたしが求めているのは、そんな瞬間なのかもしれない。



今回のディルディルは、ゲストを2組お呼びしています。

その2組は、それぞれに奇跡的に出会ったのだろうと思います。

それぞれのドラマがあって、一人ひとりが立っている。




奇跡の時間「しあわせの存在」を、「光」を感じていてください。



===============
Dis-le! Dis-le! (riegoto et uraocb) presents

Dis-le! Dis-le! 3
—POETRY READING,MUSIC,
SPOKEN WORDS PARTY


6月9日(土)


 

(宇田川町マンハッタンレコード隣りのビル)

開場 18:00 開演 18:30

CHARGE 15001drink order

出演


後藤理絵


GUEST ●

ethniqa(エスニカ) 
 Jaro(vo)、yohei(ag)
 
 
てあしくちびる 

てあしかわうち a.k.a. 河内伴理(vo.ag)
くちびるつっちー(vo.vln)
 
http://www5.hp-ez.com/hp/teashikuchibiru/page1

jeudi, mai 24, 2012

Asobi Seksu【アソビセクス】来日ライブ!=2012.5.15

2001年から始動しているシューゲイザーバンド「アソビセクス」が来日した。
数ヶ月前に東京でのライブがあるとtwitterで知って、今か今かとチケット購入できる日を心待ちにしていた。チケットを買うのに、こんなに高揚するなんて何年ぶりか?と思うくらい楽しみだった。

彼らの曲に出合ったとき、心が躍った。それまでしばらく耳にしていなかった(卒業かなと勝手に思い込んでいた)シューゲイザーらしい響き。そこに日本語の女性の高い声が絡む。
残念ながらわたしが知ったのは数年前のことであって、それまでの活動を知らない。
ニューヨークに住んでいることも知ったのは随分後になってからだった。

好きな音、好きな声、好きな言葉、細かな旋律とともに心の中に染みとおるとき、自分の中に眠っているものを呼び起こされたようで、いつか見た夢がぼんやりとしていたとき「はっ」と突然思い出すような感覚だった。

わたしは飛び起きる。
朝の夢も思い出す。
あしたの自分が想像できる。
昔のわたしも呼び戻せる。

こんなことを、断片的に反芻するのだった。わたしは牛か?何度も何度も身体のなかから口に戻して咀嚼する。そんな風に、このバンドの曲を1人、部屋で大きな声で唄っている。幼少期に目の前に行き交うさまざまなくだらないものを題材に口ずさんでいた「でたらめうた」のエッセンスを感じる彼らの曲に親しみを感じるのだ。

「だーいすき!」
そう言える自分が大好きでいたい。
(↓今いちばん好きな曲です)


mardi, mai 01, 2012

3回目【ディルディル】の企画について

ロックの日(勝手にそう呼ばせてください)に、渋谷カフェ・リエゾンにて3回目のディルディルを開催します。
早いもので1年はあっという間に過ぎて行き、気がついたらこんなところにいる、という場合もあります。「ある時間の狭間」から、そうやって過ぎているように思えます。
どんぶらこ、と、ここまで来た。けれど、これから先はどうなるのか、よくわかってはいません。
単純な話で言えば「自分のやりたくないことはしないこと」、「自分が読みたい作品、耳障りの悪くないものを読むこと」「来る波には乗ってしまうこと」
・・・そんな風にやってきたように思います。
「運命とは、いったい何なのか」時折考えます。
無数の選択の中、選んでいるのは自分なのでしょう。
けれど、その認識がうまく出来ないときもあります。

「確かな理由」がそこに存在していれば明確に動けるのかもしれないけれど、
実際、すべてを明確にするのは不可能だといえます。
悲しみは癒えるまで時間がかかるように、幸せを実感することがうまく出来ないように。
これから先に「あなたと運命を共にするかもしれない」、そう思うかもしれないあなたに、
出会いたい。そしてそのあなたに、たくさんの出会いのある場所を、
わたしたちに提供することが出来たらうれしい。
なぜなら、出会こそが奇妙で、唐突なものだから。
「ロックという名に相応しい出会い」を!

今回、オファーしました方々は随時「ディルディルブログ」にアップしていきますが、どの方もポップでリズム感があって爽快な人たち。もちろん、今までのゲストの山田杏奈さんも田中光さんもMASAYAYONEYAMAさんもみんなかっこよくて大好きですけど、今回もホントにかっこいい人たちです。ゲストは、今回もディルディルが自信をもってお贈りしたい方々なので、ぜひご堪能あれ!
個性が炸裂する夜になること間違いなし★

===============
Dis-le! Dis-le! (riegoto et uraocb) presents

Dis-le! Dis-le! 3
—POETRY READING,MUSIC,
SPOKEN WORDS PARTY


6月9日(土)


 

(宇田川町マンハッタンレコード隣りのビル)

開場 18:00 開演 18:30

CHARGE 15001drink order

出演


後藤理絵


GUEST ●

ethniqa(エスニカ) 
 Jaro(vo)、yohei(ag)
 
 
てあしくちびる 

てあしかわうち a.k.a. 河内伴理(vo.ag)
くちびるつっちー(vo.vln)
 
http://www5.hp-ez.com/hp/teashikuchibiru/page1

samedi, avril 21, 2012

「KOTOKO」きみもきみもきみもきみもきみもきみも・・・そして、つづく

初日に観に行くというのはなんと気持ちのよいことか!
4月に入ってから映画を二本続けて観に行きました。
KOTOKO」、「アーティスト」 。(どちらもすっごい良かった!)
実は両方とも、以前から気になっておりましたが同時の公開日で、困ったなあと思っておりましたが、やっぱり敬愛する塚本晋也監督の映画「KOTOKO」を観に・・・

塚本さんとは映画「119(竹中直人監督作品)」で共演させて頂いたことがありますが、それ以来お会いしておりませんでした。塚本さんの男性的なカンが好きです。
というと、誤解されてしまいそうですが、大らかさと繊細さのバランスに魅力を感じます。
映画「KOTOKO」には、その塚本さんらしさが満ち満ちているように感じました。
太陽の中で、影が黒々と生きているかのように動いている。
暗闇の中で、光や火が生々しく輝く。
その両極を、映画の中に見る度に「ニンゲンである」ことを意識せざるを得ない、逃げられない叫びを自分の中に覚えました。

わたしの声は、誰かに届くだろうか?
声が音になって生まれなければ、
誰の耳にも心にも、
届かないのではないだろうか?

身近な人の自殺未遂、自殺、そして自分の「死にたい」「居なくなりたい」欲望を、
わたしは知っています。痛み、苦しみ、自分で這い上がったことも、あります。
そのとき、こんな映画と出合うことを、わたしは「ラッキーだな」と思えます。
失う前に立ち止まること。失う前に発見できること。失う前に客観できること。

生きることを確かめることは、日々、容易ではない。
ほんとうはわかっている「今が十分幸せであること」を、きみは置き去りにして、
新鮮で、面白い何かを求めている。

ある日、落ち込んでいたとき、
「毎日が新しいと思えない、腐った脳みそで、明日を楽しみに・・・(自作、マグネットより)」と、わたしに友だちがメールしてきた。
わたしが9月に行ったイベントで読んだ詩を、わたしに書いてきたのだった。
彼女はわたしに客観させた。

琴子は、いま、どうしているだろうか?
子どもが居て、彼女はしあわせだと、わたしからみたら思う。

しあわせは、共有できるものにもなり得るけれど、共有できないものでもある。
わたしが感じるしあわせは、どこにあるのか、きみも、きみも、きみも、きみも・・・
わからないだろうと思う。
そして、きみも、きみも、きみも・・・しあわせと仲良くしなければならない。



mercredi, mars 14, 2012

「メランコリア」な日々(映画「メランコリア」★★★★☆)


この映画は、映画館で観て正解だと思った。観られてよかった、そう思った。
監督の実体験に伴って、登場人物の心理描写がうまく描かれている。
主演のキルスティン・ダンストは実際にうつ病であるらしかったし、姉役のシャルロット・ゲンズブールには感嘆した。三人の登場人物の性質や気持ちの移り変わりが、映画という短い枠の中で、あれだけ深く浮き彫られていったのは、今までの監督の仕事があったからこそだと思う。

その、ラース・フォン・トリアーの「メランコリア」を観て、最後のシーンが客席に覆い被さった瞬間。
自分は「居なくなった」と思った。
居なくなった後の静寂はしばらく、身体の中に空洞を残したまま過ぎていった。
どれくらいだっただろうか。
時間というのは、気が遠くなるくらい長く感じることがあるから不思議だ。
誰にも彼にも同じ時間が流れているというのに、自分の中だけでスローモーションになる。
そのスローモーションは、同じだけの長さで余韻をもたらすのだ。
人間の脳の不可思議さ。動作の中の静。暗さの中の目に焼きつく明るさ。

映像から投げられた矢のような一瞬は、長く、深く突き刺さり、やがて身体の中に溶けて消えていった。
これから先も、このような時間を感じることがあるのだろうか。

このように時間を感じたことが、かつてあったことを思い出した。

ある人と出会ったときの瞬間。
正確に言うと、その人が近づいて初めて声が自分に向かってきたときのことだった。
それから、寝ていたか起きていたのかが明確でなかったときのこと。どうやら「幽体離脱」をした?
などという不思議体験のときだった。(何度かあったかもしれない)
あるいは、「あ、死ぬかもしれない」と、脳が反射的に判断したシーン。脳裏に焼きついている。

そのほかにも次から次へと、記憶の片隅で冷凍保存していた時間がゆっくり溶解していた。

この一年というものが、とても長く感じて、やっと3月が来たのか、と思った。

長く感じる、というのが、幸せなことだったらいい。
幸せは長く感じていたい。

けれど、どうやら、そうとは限らないらしい。
私にとって、まだ、その時間の速さは、あまり変わっていないように感じる。

jeudi, mars 08, 2012

感謝★(そして自分と飴ちゃん、飛び出し禁止!)

睡眠不足なのに、なぜかはやる気持ち。

昨夜は池袋トライでやっぱり温かな言葉をもらったりして、外に出る気持ちよさを感じて。
(ちょっとひきこもりんだったからね)自分の役割を教えてもらって。ありがたいお願いをされて。
ミントチョコをもらって。大好きな飴をトライの床に撒いて(あ、まるで儀式みたいだ!)。
もっと話をしたい方々がたくさんいました。次回にお会いできますように♪


そして・・・「Poe-Tri vol.45」に来てくださったみなさまへ
とても楽しい時間でした。ありがとうございました。
私の名前を受付で言ってくださった方々(おおよそ察しはついておりますがあらためて)、
精進しなければという身の引き締まる思いで受け取りました。ありがとうございます。
ゲストとして呼んでくださった大島健夫さん、新鮮な気持ちで立つことができました。
また、新たな出会いの機会をいただけたこと、感謝いたします。
(後日、YouTubeに動画をアップすると思います。)


ところで、まだ明確にお伝えすることができないのですが、うれしいニュース。
遠いところで、私の詩を気に入ってくださった方がいらして、曲になって、大勢の人に歌われることになるかもしれなくて、わくわくどきどきしています。

でも、こんなときこそ、落ち着いて、「マグネット」みたいに、なるようにしかならないのだからと何処かで達観視していなければと思います。

飴ちゃんも、わたしも、飛び出しは禁止します。
(Tri YAMAGUCHIさん、こんどかならず「飴ちゃん」をお持ちします!)

mercredi, mars 07, 2012

3月7日(水)「Poe-Tri Vol.45」

今夜、大島健夫さんが主催する第一水曜恒例のポエトライに出演します。

================
会場:池袋 ステージ&スペース3-tri- 
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-41-2 マキビルB1F
★地図はこちらです。
入場料:1500円 +1ドリンクオーダー(¥500)。
20:00 開場 (20:30 開演)
================
前半
20:30~20:35 挨拶 (司会進行・大島健夫)

20:35~20:50 後藤理絵
20:50~21:05 イシダユーリ

21:05~22:20 オープンマイク(当日先着13名まで。制限時間1人5分)/休憩      

後半 
22:20~22:35 黒川武彦
22:35~22:50 大島健夫  

※途中入退場自由です。23:00には必ず全て終了いたします。
================
ゲストは三回目。そうだったけ?というほどオープンマイクでは遊びに伺っています。
今回はこれまでの作品と聞いたことあるような、ないような?というものとを持っていきます。
今年になってからは、大島さん&イダヅカさんの千葉詩亭におじゃましたきり、オープンマイクや詩のイベントに顔を出しておりませんでした。
12月末までは結構いろんなところに顔を出しておりましたが、少しお休みしており、別の構想なども持ちつつ。。。しかし休んでばかりはおれません。
背中を思いっきりたたかれたような(もちろん大島くんに!)気分で、いってまいります。
みなさん、遊びにきてくださいねーー★