jeudi, octobre 14, 2010

ぼんやりとにおう


ロイはいつもしっかりとわたしに躯を預けた。
うちに居る新しい二匹の仔たちもとても可愛いけれど、ロイのようなそれをしない。

この時期になると、暑い夏から解放されて、ベッドに潜り込んでくる。
ロイが亡くなって2度目のこの季節がやってきて、ロイの匂いを思い出すのだ。
首元を鼻のあたりまで持ってきて、そしてその重さが心地よくて、よく眠れる。
花粉症だとか、鼻炎だとか、実はあったことはあったし、黒い被毛は鼻をくすぐりくしゃみなども連発させるのだけど、それでもそのしあわせには勝てなかった。

ロイの被毛の間にわずかに見える皮膚は薄青白で、そこから良い匂いをさせていた(笑)。
猫はほとんど匂わないけど、そうそれは、わたしにははっきりと別の猫とは違う匂いだと嗅ぎわけることができたのだ。

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