lundi, février 16, 2009

回転する言葉:33 1/3r.p.m.

サン・ヴァランタンの夜。
Kayoが回していた曲たちは懐かしのナンバー。
元同僚の懐かしい顔と、それより巻き戻される思い出と共に、薄暗い店内の空中に拡がる。

重いLPのバッグが駅のロッカーからお店まで、か細い腕で運び出されてかけてくれた曲は、おそらく私が行くことを予測しての選曲でもあっただろう。幸せ+LOVEの時間。

愛はココにも、いろんなところにあるんだなー。
LOVEを物語る歌詞は、嫌味無く自然に長いこと生きている。詩を書いた人から、曲を書いた人から、たくさんの人に届けられるプレゼント。

ここに辿り着く前に、Yukoと映画試写に行って、そのあと原宿のKayoの友達のMA-koのお店でばったり私の古い友人にも会い、繋がっていることに驚きながら向かった下北沢。

日をまたがって、一緒にいた時間。昼にチキンと野菜のスープがかわいい食器にセットされて出てきた後、私はまたこたつに寝転んでゆうべの続きの曲でまどろむ。そうしている午後にまた、懐かしい人が部屋に入ってきた。
Kayoは入浴中。私は電話中。彼女は慣れた様子で部屋に入ってくる。それぞれが、まるでココを待ち合わせ場所にしていたようにリラックスした合流。もう、ゆるゆるした時間をずっと味わっている感覚。

今日は、久しぶりに日本に帰ってきたダーに会った。インドはどうだったか?目覚ましく変わりゆく都市の話。私の好きなインドの友人の話。もっともっと話すつもりだったが、帰ってほっとしている様子だったので、日本の家庭の「洋食」を食べるのも駆け足だったり、久しぶりの「お風呂」が気持ちよかったりでゆったりしてるダーにあまり多くのことを聞かずにいた。(Kayoおすすめの洋菓子屋さんの)生チョコレートを紅茶と一緒につまんで、またリラックス。

昨日と今日の、Kayoの回していたターンテーブルの黒いアナログ盤の心地良さを、ずーっと思い出していた。


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