samedi, juin 28, 2008

君とボクの虹色の世界/moi, toi et tous les autres★★★★☆


ミランダ・ジュライ初監督作品。
女性の監督、それだけで賛否を語られそうだけど、この人なかなかのセンスの持ち主です。
そしてチャーミングなキャラの持ち主。
主演女優かつ監督を見事にこなしているし、生き方や恋愛に不器用な女性にはグッと心をつかまれるような描き方。勇気が出ます。恋愛に無頓着だったり、自分の感覚やセンスに自信が持てなくなったとき、ぜひ見て欲しい作品。

女であるから描けた作品というと男性にひかれそうだけど、ちょっと感覚の鋭い男性ならきっとくすぐられてしまうこと間違い無し。そして、女性なら、どんなことも少しの勇気があれば、なんとかなるんではないかって気がしてくる。

登場人物すべて、カッコ良くはなくていわゆるフツー、いやどちらかというとなにがしかの“事情”と闘いながら日常をおくっている人々。生きていることは、儚くいつ壊れてしまうかわからないきわどいものであって、だからこそ愛おしく大切にしたいというメッセージも監督ミランダから発信されている気がした。

生きているキラキラ感を、この作品から感じ取れる人がたくさんいますように。。。

ほぼ日のインタヴュー

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