lundi, septembre 11, 2006

...9,10,11 遠い空

朝のラッシュ
霧のかかった空の上

低空飛行で
このジャングルの
ゴムの木の幹に突っ込むなんて
思ってもみなかった
誰も

鳥よ
その使命は
神から与えられたものなのか?

人間よ
愚かな指令は
遂行する前に
考えられる動物に
運良く生まれてきただろう?

彼は
遠くの空の下で
カレンダーを指折り数えていた

私は
命の数分の一だけに火を灯して
遠い心のあの人の帰りを待った

母の生まれた日
愛する人の生まれた日

それを祝っている矢先
くちばしがのどをつく

涙で皮膚がこぼれ落ちる
埃まみれの残暑

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