mardi, mai 23, 2006

粟津潔 印刷博物館

今までの作品をざっと見るだけでも見たことある物だらけ。
装丁だけではなく、映像や言葉に至までのアーティスト。
日本で誇るべき芸術家と言える一人なのだと思います。

勅使河原宏の映画のオープニングや題字、導入や映画宣伝の
ための映像、映画ポスターや版画、シルクスクリーン・・・
様々な分野にわたって挑戦するその興味の範囲の広さに
圧倒されました。

アートは辛くなく楽しい。綺麗なだけではなく、何処かギュと
心をつかむ鋭角な刃を持っている。

彼のアートの原点は、地図の等高線にあると語っているが、
それに気づき、それをアートに反映してしまうアイデアも
普通の人とは大きく違う発想の持ち主だと言うことを物語る。

様々な人が、まだ生きて活躍している彼に対して愛情を持って
語っているが、彼はやはり芸術全般に対して愛と尊敬を持ちつつ
対話をし続けている人なんだと思った。

粟津潔HP http://www.kiyoshiawazu.com
印刷博物館HP http://www.printing-museum.org/jp/index.html

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